2013年 7月

当サイトのギャラリーの鯉を気に入って、おとずれてくださったSさん。
鯉の下絵を確認すると、このまま彫ってくれとのこと。

その後会話がすすむ中、私が発した”化鯉”という言葉にえらくひっかかり、化鯉とはどういったモノか説明し、過去に描いた物を見せ、それでもあきたらずネットで他の方が描いた化鯉を検索しました。
化鯉という名前と意味は気に入ったのだが、絵ズラがどうもピンとこないとか。

仕方がないので15分程時間をいただき、その場で化鯉のラフを描き上げました。
そして、鯉と化鯉ならべて悩む事20分。
結果がこちらです↓

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カウンセリングと施術はもちらん別日です。飛び込みで上記の様なカスタムワークは出来ませんので、念の為。

化鯉 – 中国の黄河上流にある龍門なる急流を登りきった鯉は龍になるとの言い伝え。龍に変化途中の状態を化鯉(龍魚)と呼ばれる。登竜門の語源。

我がスタジオに天使(自称)が舞い降りました。
天使(自称)は流暢な広島弁でオーダーをくださりました。
トライバルの鳳凰で上半身はデザイン持ち込み、尾はアレンジでおまかせの和柄の牡丹とからませて、そして、彫り終わるまで絶対帰らない事を宣言なさいました。
超凡才の私としては一度持ち帰り、デザインを練り直したいところですが、それは全く許してもらえませんでした。

カウンセリングからラフデザイン、ペン入れ、そして転写紙作成とずるずると時間はながれ、4時間弱が経過しました。
その間天使はソファーに寝転び、スタジオ内を自由に行き来し、まるで我が家の様にくつろいでいらしゃいました。

彫り始めてからもなお天使は、友人に預けたはずの息子が軽く行方不明になり、出張中の旦那様と電話とメールを駆使し喧嘩をなさい、駐車場の閉場時間がせまり彫りを中断するなど、次々とトラブルを起こしていきました。

そして、滞在時間約10時間にして出来た作品がこちらです。

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で、これでは脚が太く見えるので、撮り直せとの下知をいただき、撮ったセクシーショットがこちらです↓

DSCN03331

なんとか終わらせる事ができました。痛みに耐えてよくがんばった! 俺。

左腿に鯉の刺青のお客様が、約一ヶ月半ぶりにご来店くださいました。
桜の花も追加して雰囲気も良いですね。
あと一回のご来店でほぼほぼ完成ですので、がんばってまいりましょう!

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千葉県船橋市前原西1-26

12:00~22:00
不定休
Tel : 080-3205-2999

e-mail : ta2[at]aosuke.net

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