タイ人女性のSさんとご主人のYさんがいらしてくださいました。
Sさんはあまり日本語がお得意ではないので、ご主人のYさんと打合せ。
持ち込みの写真の通りにやって欲しいとの事。
私「これは最先端の3Dタトゥーという物で、僕のような未熟者には完全再現は難しいです。」
出来るだけ近づけてくれれば良いとYさん。でしたらお引け受けしましょう。
いざ、施術の日。いつものパターン、外国人女性の旦那さんは、施術の際には絶対付き添ってくれないの法則。
日本語がお得意でない奥さんをおいて、仕事に行くとの事。
「何かあったら連絡して、デリなんで結構近場にいると思います。」とご主人。
なるほど! 謎は解けた!! ご主人のYさんの口調はとてもやさしいのですが、何かちらつく怖さをずっと感じていたのです。
デリヘルの社長さんだったんですね〜。只物ではない訳だ(笑)
そして完成。う〜ん、3Dと言えば3Dですが、飛び出し具合がイマイチですな。
奥様のSさんもご不満顔。話を聞いてみると
「このブルー好きじゃない。(真っ青なコードをさして)このブルー好き。」
なにやら模様部分の大半をしめるエメラルドグリーンが、そもそもお好きではないとの事。
え〜! 最初に言ってよ〜。もって来た写真と色はそっくりでしょ。3D具合はあまり似てないけど(笑)
助けて〜、ご主人〜!!
その後、ご主人がお迎えに。奥様のSさんは叱られていました(笑)
色を濃くする事はできるので、後日やり直すかもという事で、決着しました。めでたしめでたし。